療育センターに通い始めて間もない4月の連絡帳✨
なんてことない日常の出来事だけど、意思疎通の取れないはるちゃんがやることは、何でも特別に見えていました。
今まで“普通”と思っていたことがそうじゃなくなる。
思い描いていた子育てとは何もかもが違いました。
それをぼんやりと感じ始めていた頃でした。
はるちゃんの連絡帳
昨日はお昼寝をしそびれて、19時前から20時までぐっすり寝てしまいました。
帰った後は常に何かを食べている感じで、片付けると崩れ落ちて泣いて
必死になって食べ物を取ろうとします。
いつも水やお茶をこぼした時に私が拭いていたのですが、
知らないうちにこぼしていたらしく、自分でふきんを取り出して
一生懸命じゅうたんを拭いていました。
10年以上越しに自分でこれを読んだ感想
……だから何???笑笑
最初にも書いたのですが、多分はるちゃんのやることに私は過剰に喜んでいたのでしょうね。
これを読んだ先生は何を思ったのだろう(笑)
でも知的障害と診断されて、
「この子は何も分からない、何も理解できないまま大人になっていくんだ…」
と、思っていた当時の私からしたら驚きの出来事だったのです。
日常のやり取りもできないどころか、自分の名前にすら反応しませんでしたから、
1人で状況判断をして、それに合った行動をするなんて信じられないという気持ちなのです。
他者とのコミュニケーションや、言葉や音で入ってくる情報にはなかなか反応してくれないけど
自分の中で考えてできることはあったんだなと思います。
ただ、いつも1人の世界みたいなもので、何かあったときに助けを求めてきたりは
はるちゃんの場合はなかったですね。
何でも1人でやる感じで、遊びも1人。
ある意味楽ですが、ある意味大変。
あとやっぱり、自閉症特有のこだわりやパニックになった時の対応が何より大変だったかもしれません。
外出先でそれらが発動した時には悲しくて恥ずかしくて泣けてくるやつ。
the ストレス。
16歳になった今ももちろんなくなってはいませんが、本人も成長しているのでかなりマシにはなりました。
当時は一生そんな状態が続くと思っていたけれど、知的障害があっても、発達障害があっても、人としての成長はするんだなと思ったものです。
どーんなことでも同じ状況がずっと続くなんてないんだなと、日々感じております。
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