はるちゃんは3歳児検診で発達の遅れを指摘され、発達検査をしに療育センターに行くことになりました。
1歳半健診の時も発語がなかったりしたのですが早産だったこともあり、心配しつつも時は流れこの時期の検査となりました。
そこで中等度の知的障害を伴う自閉症と診断。
診断が出たのは2012年10月頃。
当時「自閉症」という単語だけは知っているというくらいで何の知識もなかった私。
それから療育センターのグループ療育に参加することになり、施設の人から色々な話を聞いたり本人の状況を考えて療育センターの通園部に通うことに決めました。
今回も通園が始まってまだ間もない4月で、慣らし保育的な感じで毎日親子通園していた時期になります。
毎日はるちゃんと過ごすのに必死で、頭痛ではないのですがいつ起こるかわからないはるちゃんのパニックなどに常に脳みそがギュンと締め付けられているような感じでした。
ちなみにはるちゃんは双子ですが片割も後に自閉スペクトラム症と診断さます。
アドレナリンが出やすいのか、赤ちゃんの頃から癇癪がひどく言うことを聞けないタイプで身内の前にも出せないような子で私もけっこう悩み泣きました。
そんな2人の育児をしながら私はどんな連絡帳を書いていたのでしょうか。
こちらになります👇
はるちゃんの連絡帳 その2
家庭より
健康:良 検温:未記入
朝食:食欲あり 内容:パン、ウィンナー
睡眠:就寝/未記入 起床/未記入
最近は大好きなアニメの曲を見て一緒に踊ったり
公園ではボールを高く投げてあげるととても喜んでニコニコしています。
通園が始まってから自分の思い通りにならない時でも
あまりグズらなくなった気がします。
クラスより
食事量:食べてません
主活動:園庭遊び 午睡:未記入
今日もありがとうございました。
通園の生活がはるちゃんに少しでもプラスに
なってくれたらありがたいです。
終わり。
大したこと書いてないじゃないか。
まだ親子通園中なので、園からのお返事もそんなにありませんね(笑)
当時の記憶
連絡帳に書いてある「大好きなアニメ」ってなんだろう?と考えてみたら、なんと思い出せました。
なんてすごいのでしょう。
そう、大好きなアニメ。
それは
クレヨンしんちゃんです!
そして、そんな大好きなクレヨンしんちゃんの中に大好きな曲はたくさんありますが、その中で一緒に踊ると言えば、「ひまわり体操」。
はるちゃんが笑ってくれるならと、超全力ノリノリで息切れしながら踊ってた記憶があります。
誰にも晒せない姿です。
公園でボールを高く投げて喜ぶのも幼少期であれば普通かもですが、
知的障害だったり自閉症の子ともなると普通のやり取りに対してリアクションがあることが珍しくて、連絡帳に書くほど嬉しかったのでしょう(笑)
例え自閉症でも知的障害があっても、子供の適応能力はすごいなと感じたことはたくさんあります。
療育センターへの通園が始まり日々を過ごしていく中で家で過ごしていた時とは違う何かが身に付いていたのは確かで、それをほんの少しの違和感で気付くみたいな感じ。
とか言いつつ、自閉症特有のパニックワールドに突入した時はこちらも絶望ですけどね。
むしろ幼少期はそっちのモードに入ることが多いし、それがいつどこでくるかわからない恐怖は実際育てた人にしか到底理解できないことでしょう。
子育ては孤独です。
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